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ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメントする【小学2年生】

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ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメントする【小学2年生】

ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメントします。

今回は小学校2年生です。

小学校2年生は、ルールが少しずつ入っていきます。
2年生になったら、『相手がこうだから、自分はこうしよう。』これができるかというと、まだまだ怪しいです。

小学2年生は前操作期

2年生の子どもたちは、『前操作期』と言い、まだまだ抽象的概念の獲得が非常に難しく、ルールの判断、理解の遵守が難しい段階です。
ルールの遵守と理解ができるには、ある機能を脳の中に獲得しなければならりません。それは何か。何の機能が必要なのか。

自己中心性の子どもと前操作期の子どもが入り交じっている状態

1年生みたいな子どもたちと、その次の段階に入っていく子どもたちが入り交じっている状態です。
特にルールの理解と遵守を分かり始めている子たちが出てくる時期です。
もっと発達が早い子たちも増えてきています。
ものすごくワガママな子もいれば、とてもルールを守れる子たちもいるということです。
また、集団に適応ができていて、みんなで集団行動ができるという子たちも出てきます。
この発達がバラバラしてくるのが、1,2年生の非常に大きな特徴です。

保存概念

ルールの理解をするためには保存概念という、この概念を獲得するとルールが分かってくると言われています。
具体的に何かというと、『重さ・長さ』です。
2年生の算数の授業では、定規を持ってきて『これが30cmだよ。』とやる時期です。長さという保存概念があるという考えで獲得させているということです。
日本の教科書はこういった発達段階に基づいてつくられているのだと見ることができます。重さについてもそうです。
保存概念がない脳をもっているのが1年生。2年生の脳はこの保存概念ができてくるということです。
この保存概念があるとルールが分かります。

次に系列化です。

短い順に並べようとか、重い順に並べようとかです。
そういう風に並べることができるようになります。
系列化ができるようになるということです。

次に組織化です。

『桜は花だよね。』『あじは魚。』
こういった組織というのも分かってきます。

だから、だんだん学級というのがまとまりやすくなっていくのが2年生からです。

『1年生はバラバラしているなぁ。学級経営というよりもお世話係かな。』のような感覚です。
2年生になると、みんなでというか、なんとなくできるようになっていくのが、こういう概念を獲得していくからだと言えます。
ですが、やはり、まだまだ、自己中心性の強い子どもたちが多い段階だということです。

次回は小学校3年生についてまとめていきます。

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