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日米地位協定|#4|富士山の上空は日本の物ではない。

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日米地位協定|富士山の上空は日本の物ではない。

日米地位協定についてのブログは4回目である。

日米安全保障条約、サンフランシスコ講和条約のみ中学校の歴史教科書では扱われていて、日米地位協定については社会の教員でも知らなかったということについては、前回述べた。

今回は、目に見えない巨大な山脈について書く。

日本の上空の中で、例えば富士山の上空は日本の物ではない。

これについて、知っている人はどれほどいるだろうか。

私も勉強するまで知らなかった。

学校の教科書にも載っていないし、社会の先生にも教わっていない。

事実であっても、それが教科書に載るとは限らない、良い例である。

日本で一番高くて巨大な山脈は日本アルプスではない。

それは目には見えない。

7000mにもそびえたち、ヒマラヤ山脈にも迫る巨大な怪物・・・。

それは、

横田ラプコン

ラプコンとは空域という意味である。

例えば、

富士山の上空は日本の物ではない。アメリカの領空となっている。

東京の西半分から栃木、群馬、埼玉、神奈川、静岡、山梨、長野、新潟にいたるまでまたがる巨大な空域がアメリカの物なのである。

羽田空港で確かめることもできるようである。

大阪からの便であれば、西から羽田空港に入る方が効率的なはず。

しかし、大阪からの便が西から羽田空港に入ることはない。

なぜか。

西からだと横田ラプコン内を通過することになるからだ。

だから、大阪からの便であれば、房総半島の南まで来て大きく北に旋回して着陸するのである。

とんでもない大回りであり、数十キロは無駄にしている。

着陸するのも大変なはず。

ラプコンがあまりにも大きいため、羽田空港に着陸するにも、上空で滑走路が空くのを待っているのでさえ大変な状況である。

燃料も無駄に使うし、二酸化炭素も大量に吐き出す。

海外の観光客に知られたら大変なことである。

無駄な金と時間を相当使わされているわけだから。

別のラプコンだが、パイロットの話の中に次のようなことがあるという。

航路の天候が荒れて危険だから、ラプコンを通過させてくれと頼んだら米軍に断られた。

乗客の安全よりラプコンの方が大切ということか。

同じ敗戦国でも、ドイツやイタリアは基本的に自分たちの国で航空管制している。

それに対し、日本の航空管制は3つの組織が行っている。

米軍、自衛隊、民間である。

首都圏の上空に外国が管理する巨大な空域があるなんて、世界中探しても日本だけである。

読んでいただきありがとうございます。(つづく)

<参考文献>
平良隆久著『日米地位協定』【小学館】

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