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グローバルな気候崩壊の連鎖

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グローバルな気候崩壊の連鎖

気候崩壊の連鎖反応は地球レベルで起こるだろう。

その規模はあまりに大きく、手品のように目にもとまらぬ早さで進む。

地球が温暖化すると北極の氷が融ける。

氷が減ると太陽光線が反射されずにそのまま吸収されるため、温暖化が加速する。

海水温が上がれば、海水の二酸化炭素吸収量が減って、温暖化はさらに進む。

気温が上がって北極圏の永久凍土が融けると、内部に閉じ込められていた1兆8000億トンもの二酸化炭素が放出される。

いま大気中に存在する二酸化炭素の2倍以上だ。

一部はメタンとして蒸発する可能性もある。

メタンの温室効果は二酸化炭素の34倍。

これは100年の長期で比較した数字で、20年間では実に86倍になる。

暑さは植物にも悪影響をおよぼし、樹木の立ち枯れが起きる。

ひとつの国が丸ごと入るほどのジャングルが縮小し、何キロメートルも続く森林が、そこに息づく民族文化とともに消えていく。

樹木が減れば、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する仕組みも機能しなくなり、ますます気温が上昇し、樹木が立ち枯れするという悪循環だ。

気温が上がれば山火事も増え、樹木による二酸化炭素の吸収も減って、地球はますます暑くなる。

気温の上昇は水の蒸発をうながすが、水蒸気もまた温室効果ガスのひとつなのだ。

海水温が上がると熱を吸収できなくなり、酸素濃度が落ちる。

そうなると、森と同じように二酸化炭素を食べて酸素を出してくれる植物プランクトンは生きていけない。

こうして二酸化炭素はどんどん積み上がり、地球はますます暑くなっていく。

以上、デイビッド・ウォレス・ウェルズ著『地球に住めなくなる日』より引用した。

 

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