毎日トイレ掃除232|朝活160|人生はあなたに絶望していない

【トイレ掃除】

人生はあなたに絶望してしない

【ビクトール・フランクル先生来日講演録】
永田勝太郎・著『人生はあなたに絶望していない』より

自己超越は人々が日常的に無意識のうちに
繰り返し行なっています。

別に、説教したり教えたりということに関係なく、
人は自己超越を行なって生きており、
そのようにして本当の意味での人間になっていきます。

自己実現というものは、それだけでは意味を持ちません。

自己実現とはすばらしいことですが、
それは人が自分自身を忘れ、
自分より高い理想や他人に対して
自分自身を委ねるところまで自分自身を
大きくしてはじめて可能なことです。

正確には、そのようにしてこそ
自己実現は可能となります。

つまり、エイブラハム・マズローの
学説にもあるとおり、自己実現とは、
求めたり、意図して得られるものではなく、
自分をまったく忘れ、何かに、あるいは
誰かに委ねることによって可能となる
意図せぬ副次的結果です。

結果として意図しなかった自己実現が行なわれます。

一つの例をお話しましょう。

そうすれば、一層わかってもらえると思います。

私たちの眼が周囲の世界を視覚的に知覚する能力は、
眼が眼自体を見ることはできないということに
全面的に依存しています。

眼はどんな時に眼自体の中の何かを
知覚するのでしょうか。

もし眼が病んだとき、つまり私が緑内障になると、
光の周りの虹と光輸が見えます。
眼圧が上がるのが感じられます。

白内障になった時には、手術の後、
日本からのお見舞いの人々が
ベッドの側に並んでくれても、
何もかもが霧がかかって見えます。

霧がかかって見えるのは、私の眼のレンズが
乱れているからです。

健全な眼は、眼全体の中の何かを
知覚することはありません。
その眼は自分自身を知覚することなく、
周囲の世界を適切な方法で知覚するのです。

その点で、我々の眼というものは
自己超越しているといえましょう。

眼というものは、眼自体を無視すること、
すなわち眼自体の中の何かを知覚することなく、
美や、外界の知覚できるすべてのものに
自身を預けることにおいて、存在しています。

苦しみというものは意味を見出すのに
不可欠なものであるということを
知っておいてほしいと思います。

毎日トイレ掃除232日継続

しなければならないことがあることは幸せなことだ。
すべきことがあるということは幸せなことだ。
そういったことがなければ、怠けてしまうだろう。
人間は弱い。
まずは弱い自分を素直に受け入れよう。

朝活160日継続

朝の散歩。
平日だろうが休日だろうが散歩。
今朝は雨が降っていたが散歩。
大きなことをやろうとなんて思っていない。
小さなことを積み重ねていく。
ほんの小さなこと、1ミリのことを。

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