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20200506 非認知能力

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『非認知能力』を世界で初めて提唱したのは、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン(シカゴ大学・経済学者)である。

彼は、アメリカのミシガン州にあるペリー幼稚園で実施されていた就学前プログラムの研究を行っていた。

ヘックマンはこのプログラムを提供された子どもとそうでない子どもとを成人(実際には40歳)まで追いかけて、収入や学歴、さらには犯罪率まで調査をした。

すると、両者を比較した結果から、プログラムを受けた子どもの方が年収や学歴は高く、犯罪率は低いことがわかったのである。

ヘックマンはこの要因として、IQの高さではなく、プログラムの中で得られる数値化が困難な力、つまりは非認知能力の獲得、向上にあると気づいた。

(中山芳一著『学力テストでは測れない非認知能力が子どもを伸ばす』P.16~17を部分的に引用した。)

さて、今から25年前はポケベルの時代であった。

携帯電話が出だした時代でもあった。

スマホというコンピュータを誰もが手にする時代がやってくるなどと、当時の誰が想像できたであろうか。

では、見方を変えよう。

今から25年先には何が待っているのか。

2045年には、人工知能(AI)などの科学技術が飛躍的に革新した結果、世界が『シンギュラリティ(技術的特異点)』を迎えると予想されている年である。

しかもその時はさらに早まっているらしい。(シンギュラリティに関する知識や詳細は割愛する。)

大人も含めて今の子どもたちは、自分で主体的・自律的にキャリアを切り開いていくための能力の獲得・向上が必要不可欠になってくることは間違いないだろう。

であるならば、大人が範を示さなければならない。

私は、4月末より、新たな試みとして、YouTubeによる動画配信を始めた。

休校となり、上からの指示を待っていただけの生き方はしたくなかった。

指示待ちをしてスピード感のない大人の姿を子どもたちは期待していないと思うし、それは範を示すことにはならないと考えた。

常々、率先垂範が教育の基本だと考えている。

いくら口先で言っても行動が伴っていなければ信頼されない。

『自主的に主体的に考えて勉強しなきゃだめなんだよ』と、いくら口先で言っても説得力がない。

思春期の彼らからすれば、『おまえが言うなよ』と感じるのではないか。

子どもたちが求めているのは、そんな表面的な言葉ではないはずだ。

これからの時代を生きていくために必要な、未来を切り開いていく力。

一歩を踏み出す行動力、勇気。

コミュニケーションや思いやり、利他の心。

このような数値化することが困難な非認知能力。

そういった力を子どもたちと共に身につけていけるような指導者になりたい。

数値化されにくい部分だし、評価さらにくい部分ではある。

だが、これからの時代こそ、非認知能力は大切にされるべき力だと考える。

口先ではなく、行動で示し続ける大人であり続けたい。

自分の頭で考え主体的に行動する生き方をしていく。

共に学び共に成長していくために。

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