【トイレ掃除】

単純な作業のように思えるトイレ掃除。 その単純な作業の中にも工夫のしようによって差が生まれる。 どんな工夫ができるのか。 ただ何となく磨いているよりも、どうしたらもっときれいにできるのかと工夫できることを考えて磨いた方がいい。 工夫というのは成長に欠かせない。

すぐに忘れてしまう。 それが素直な心だ。 素直な心は誰しもが持っている心だと思う。 ただ、持っていたとしても、常に素直な心を持った態度や行動ができている人は少ない。 自分もだ。 だからこそ、日々、反省し、自省し、振り返りをする時間が必要なのだと思う。

粘り強さと忍耐力。 やはりここに行き着く。 口先では身につかない力である。 行動の積み重ねによって身につけていけるものである。 やらない言い訳を考えるのは簡単だ。 失敗の言い訳を考えるのは簡単だ。

『天職』とは出会うものではなく、自らつくり出すものなのです。

自分の心を磨く。 言うのは易、行うは難し。 日々の積み重ねを続けること。 日々を振り返りながら過ごしていくこと。 おごらないこと。 傲慢にならないこと。 常に自分に言い聞かせる。 以上はトイレの便器を磨いている時に考えること。

大きな夢を描き、それを実現しようとするとき、 『動機善なりや』と自らに問わなければなりません。 自問自答し、動機の善悪を確認するのです。

自分自身のリーダーは自分である。 決まっている道筋もあるとは思う。 だが、どう生きるかによって起こる出来事は変わるのだと実感している。

美しい心の開花。 日々のトイレ掃除は日々の反省の意味も込めていこうと思う。 思い上がってはだめだ。 常に自分に言い聞かせる。 傲慢になったら成長は止まり、下降が始まる。 謙虚に、誠実に。 毎日自分自身に言い聞かせる。 これを日々のトイレ掃除のときに行っていく。

過去は未来を輝かせるための財産となり得る。 過去をガラクタにしてしまうのも、宝物にするのも自分次第だ。 生きる指針の一つに『利他』がある。 利他の心。 日々、利己の心を浄化させていく。