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実語教より

日本人の精神をつくった
「千年の教科書」
「天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らずと言えり」

──これは明治時代に福沢諭吉が書いて
ベストセラーになった『学問のすゝすめ』
という本の最初にある有名な言葉です。

「人間には上下がなく、
みんな平等につくられている」
といっているのです。

しかし、そのすぐあとで、諭吉は、
「されども今、広くこの人間世界を見渡すに、
かしこき人あり、おろかなる人あり、
貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、
下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに
似たるはなんぞや」
といって、この世の中には、
お金持ちもいれば、貧しい人もいる。
あるいは、位の高い人もいれば、
位の低い人もいることを指摘しています。

なぜ平等に生まれたはずの人間に、
差ができてしまうのでしょうか?

諭吉はその理由を次のようにいっています。
「『実語教』に、人学ばざれば智なし、
智なき者は愚人なりとあり。
されば賢人と愚人との別は
学ぶと学ばざるとによりてできるものなり」

みなさんがこれから読んでいく
この『実語教』の中に
「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」
という言葉がのっているのですが、
賢い人と愚かな人の差ができてしまうのは、
その人がしっかり学んでいるか、
学んでいないかによって決まるのだ、
というのです。
世の中には、医者や学者や政府の役人や
経営者などの頭を使う難しい仕事もあります。
また、単純な力仕事のような
頭よりも体を使う仕事もあります。
すると、頭を使う難しい仕事には
どうしても学んでいる人がつくことになり、
学んでいない人には体を使うだけの
簡単な仕事しか回ってこない、
と諭吉はいっています。
収入を比べても、やはり簡単な仕事よりも
難しい仕事のほうがたくさんのお金がもらえます。
ですから、しっかりした仕事につきたいのならば、
一所懸命に勉強して、智恵を身につけなくてはいけない。
それは『実語教』に書かれている通りだ、
というわけです。

明治の日本は、アメリカやヨーロッパなど
西洋の先進諸国に追いつくために必死になりました。
『学問のすゝめ』は、日本が近代化を進める必要性を説き、
国民の気持ちを大きくふるいたたせ、
元気づけました。
しかし、諭吉の言葉からもわかるように、
『学問のすゝめ』は、これからみなさんと
一緒に学んでいく『実語教』を下敷きとして
書かれたものだったのです。

『子どもと声に出して読みたい「実語教」』
齋藤 孝・著

毎日トイレ掃除171日継続

今日もいつも通りピカピカ。

朝活99日継続

朝5時15分に起床し読書。

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